日本人が忘れたもの

マラーサを訪れた恥ずかしい日本人

私がリンと結婚したのが、1995年の3月のことで、最初の4年間は仕事も順調で、1年に一回はフィリピンに里帰りも出来ましたが、1999年も終わりになる頃には、ドライバーの仕事も残業が少なくなり、リンと話した結果、2000年の春過ぎにはフィリピン移住を考えていたまさに平成12年3月24日の朝方に親戚からの連絡で父が死亡した事を告げられ、実家に帰り、父の葬式を終え、しばらくして父が店舗として貸していた居酒屋の女将さんが契約延長をしないと言うので、人に貸すより自分でレストランでもやろうと考え、自分で内装を始めてほぼ済みそうになった、平成12年10月7日今度は母が亡くなってしまいました。

そんな、私たち夫婦にとり、激動の2000年を、あえて最後に良い事で締めくくる為に、11月1日にマラーサをオープンさせたのです。

マラーサをオープンさせて、まもなく、フィリピン食材を売り歩いているひとりの日本人がマラーサに来る事になりますが、その男が又、常識から逸脱したとんでもない男と知るのは、1ヵ月後の事になるのです。

その男は、フィリピン食材を、ワンボックスカーに満載にし、フィリピンパブなどに売り歩いて生計を立てているようで、マラーサでも使える食材があれば、買って欲しいとの事で、少し値段は高かったのですが、彼も奥さんがフィリピン人と聞いたので、気持ちが同じと感じた私は、彼から仕入れする事にしました。

それからしばらくして、奥さんとの折り合いが悪く、家に帰れないので、少しの間、泊めてくれないかと頼み込んできたので、私は気軽に申し入れを受け入れて、面倒を見る事になりましたが、それを境に、それまで無店舗でやって来た為に信用がないので、部屋をひとつあけてもらい、事務所として使わせて欲しいと言い出す始末で、私としては、少し図々しい奴とは思いつつも、家賃さえ出してくれれば構わないと了承したのですが、最初の頃だけは神妙にしていたのですが、徐々に全てに対して、図々しくなり、私としては、もうそろそろ出てもらおうかと思っていたある日に突然と姿を消したのですが、2,3日過ぎた頃になり、突然、連絡が有り、奥さんと仲直りしたので自宅に帰っていたとの事。

私は彼に自宅に帰れたのは良かったが、お世話になった人に連絡もなく、かってに行動するのはあまりにもひどいのではないかと諌めて、すぐにでも顔を出すように伝えましたところ、1時間ほどしてマラーサに来たので、私から、面倒見るから奥さんと別れなさいと、言った訳ではなく、自分から、飛び込んできて、世話になっていながら、突然、自分勝手に姿を消すのは、人として、道から外れているのではないかと諭しました。
泊まる所も、食事も私が全て負担していましたし、出て行くなら、一言お礼を言って出て行くのが常識ではないか、何か、人としての道から外れていないかを、言いましたが、彼は私が話したそれらの事を理解しようと云う態度が見られなく、開き直る始末で、私の本位ではなかったのですが、世の中そんなに甘くない事を知らしめる意味もあり、1ヵ月分の泊まり賃と食事代を、請求したところ、彼は、すぐには払えないので、分割にしてほしいと云うので私としては、まず、謝ってくれれば、許す気持ちがあったのですが、謝る言葉もなく、「支払いは、分割にして欲しい」の言葉に、益々私も許すことが出来なくなり、言葉の約束だけでは、納得できずに、書面に起こし、お互いに持つ事にして別れました。

その日の夜、府中警察の刑事から、電話があり、刑事によると、恐喝の容疑で相談に彼が来ているとの事、私は全ての事を刑事に話し、もし彼が告訴するなら、私も逆告訴する旨を伝えると、刑事も私の話に同調し、彼に良く話し、私のところに、謝りに行かせるので、逆告訴は、許してあげて欲しいと言うので、それなら、私は別に構わないと、伝えましたが、彼はそのまま私のところへは顔を出しませんでした。

(後日、ずうずうしくも、彼は合いも変わらずに、フィリピン食材を売り歩いていましたが、ある日の夜に私に捕まり、私と目が合うと、私に、封筒を渡しました。彼の中では金さえ払えばそれで全てが終わると感じたのでしょう。私は思いました、何で謝らないのだろうと!)

マラーサを開店させて、2007年で7年、このような事例は数知れず、日本人のモラルの低下が著しく感じられます。

文書にしていくときりがないので、箇条書きにしていきたいと思います。

 1:マラーサのお客さんから、たばこ銭を借りて、そのままにして返さず、その後、マラーサにも
   顔を出さない、元サントリービール社員!

 2:マラーサのお客さんで、自分の好きなタレントが、埼玉に来たので、行きたいと言うので、私
   の車で私の運転でいっしょに行ったが、ガソリン代も、高速代も、駐車代も払わずにいる
   ずうずうしい男!

 3:一緒にフィリピンパブに行き、割り勘で支払い、帰ってきたら、1万円を貸してくれと云うので
   貸したら、たかが1万円を返さずに、それきりのとんでもない60才のばか男!

 4:フィリピン人の女性の下半身にしか興味がない、府中の男たち!
   (アルバイトのピナイに聞くと府中の客は、けちなくせにすぐやりたがる)

 5:フィリピン人の奥さんを持ちながら、フィリピンの事を下に見下している日本人の旦那!
   (そんな旦那ほど日本人の中では低レベルの人が多い)

 6:自分は、もてていると勘違いしている、旦那!
   (奥さんは貴方を愛してるんじゃあないぞ!貴方の金だヨ!)

 7:奥さんが、挨拶できても旦那は挨拶も出来ない日本人が多い!
   (挨拶がまともに出来ない人間は、信用できないヨ!)

 8:自分で、夜の客商売の店を何軒も経営している社長が、ピナイに頼まれたと言いマラーサ営
   業中にもかかわらず、何も買わずに、ポケットに手を入れたままのスタイルで、サリサリで、
   買い物してくれたサービスに渡している、雑誌類をくれとだけ言う、馬鹿社長!

   (自分でも客商売しているんだろ、いい年をして常識のかけらもない本当に馬鹿な社長!) 以上に挙げた例は、全てマラーサの、過去のお客さんでした。
まだまだ、例を挙げれば、切りがないほどにありますが、挙げればあげるほど、日本人である私が恥ずかしくなるので、この辺でやめておきます。

それに比べれば、フィリピン人の悪さなんて、可愛いものだと思います。

皆さんも、経験しているとは思いますが、フィリピン人の悪しき、癖と申しましょうか?
だめだなぁ~と思う所は噂話が好きで、自分を守るための嘘が多いことぐらいですが、今の日本人は、まず、挨拶が出来ない、謝る事が出来ない、自己中心的で、相手の身になって行動できない、人との繋がりを大切にしないなど、現在の日本人にはモラルなんてものは、ないのではと思うぐらいに情けない大人が増えているように思われます。

そこで、日本在住13年目を迎えようとしている私の家内が見てきた、「ここが変です、日本人!」と思ったことを紹介して行き、日本人のモラルについて考えて行き、今の日本人の考えや行動の間違えを理解し、今後の日本の正しい方向性を考慮しうる、材料になればと思います。

 1:私の国では、知り合いと顔が合えば、挨拶をするのに、日本人は挨拶をしない。
   (知人にあったら、挨拶ぐらいしてヨ!)

 2:私の国では、人の頭には手を挙げませんが、日本人はすぐに手を出します。
   (どんなときでも、フィリピン人には手を挙げてはいけません)

 3:私の国では、お世話になった人の事は、忘れないのに、日本人はすぐ忘れてしまう。
   (ワラン ヒヤ!でしょ!)

 4:私の国では、お金も大切だけど、人と人の繋がりの方がより大切なのに、日本人はお金が
   全てと考える人が多い。
   (お金なんて、使っちゃえば、なくなるけど、人間関係は生きてる限り、終わりはないヨ!)

 5:私の国では、家族を大切にするのに、日本人は、大人になると家族から離れてしまう。
   (自分があるのは、家族がいるからと云うことを忘れないで!)

 6:私の国では、物を大切にするのに、日本人は、物を無駄に使い捨てをする。
   (お金持ちだから?日本の言葉には、勿体無いという言葉があるのに!)

 7:本当においしいフィリピン料理を食べた事もないのに、きらいな日本人が多い。
   (女は食べるくせに、料理は食べない日本人はホントには信用できない)

 8:フィリピン人の奥さんを、貰っているのに、フィリピンのことを下に見ている日本人。
   (良く考えてください、貴方の奥さんも、フィリピン人ですヨ! ケケケ)

 9:私の国では、結婚してからも夫は愛してくれますが、日本人の男は、
   結婚すると冷たくなります。
   (釣った魚には餌をやらないではダメですヨ!)

最後に、多くの日本人が誤解してるフィリピン人のことを、知ってください。
フィリピン人は、本当に愛していないと、心は開きません!
貴方の知り合いのフィリピン人が、身体を開いたとしても、日本に来ているタレントの殆どが、フィリピンでは食べる事すら大変な生活をしている人たちですので、貴方のお金の優しさと家族から離れた寂しさからの誤解が多々あるようです。

もし、フィリピン人の事を本当に思ってくださるなら、日本に来ている一部のフィリピン人だけで判断しないで、フィリピンに渡り、本当のシンプルなフィリピン人をお嫁さんにしてください。

私の結婚生活はと言いますと、私もタレントとして日本には6回来ていましたし、多くの日本人を見てきましたが、私の旦那様はフィリピン人の私を理解し、フィリピンの事をたくさん勉強し、理解に勤めてくれて、私には日本の風習や、日本語や日本人の考え方などをたくさん教えてくれ、昔の日本人が本当はとても素晴しい民族である事を教えてくれました。

皆さん方も、奥さんには、日本人の良いところをたくさん教えて、貴方自身も日本人としてもモラルを持って生きてください。

それが、奥さんを変えて、幸せでシンプルな結婚生活を築く事でしょう!

日々、夫婦の方々 幸多い事を願って! 島本 リン

と、家内のリンは述べていますが、確かに、今の日本人の考えや行動が、シンプルな考えを持つフィリピン人にとっては異常に写るのかも知れません。

フィリピン人の考えの方が、今の日本人が忘れてしまった,人として大切なものを持っているかも知れないと思うです。

日本人よ! 人として何が本当に大切かをこの文を読んで頂き、考えて見て、フィリピン人の奥さんがいる方は勿論の事、フィリピンに関係ない平均的な日本人の方々も、ご夫婦で今晩は話し合ってください。

2007・12・15   島本ケント